そんな中、一般的に自律神経失調症になる原因の多くはストレスだと言われています。
私もストレスが自律神経失調症に深く関係しているとは思うのですが、はたしてそれだけが自律神経失調症の原因なのでしょうか?
そもそも自律神経失調症とはどういった症状なのでしょう?
自律神経失調症は呼んで字のごとく、自律神経が調子を失うことを言います。
ここで自律神経とは?ってことになりますが、自律神経を簡単に言うと「私たちが意識しなくても動いている身体のパーツへ、脳からの指令を送っている神経の事。
意識しなくても動いている身体のパーツとは、「無意識に動いている身体のパーツ」のことです。
で、この無意識に動いている身体のパーツというのが、例えば臓器ですね。
胃や肺、心臓などは私たちが「止まれ!」と意識したとしても止めることはできません。
逆に足や腕などは「動け!」「止まれ!」と命令すれば私たちの意識どおりに動かす事ができます。
なんとなく自律神経とはどういったものか分かっていただけましたか?
では自律神経失調症になると、どう具合が悪いのか?
自律神経失調症になると、胃や肺、心臓にいたるまで、各臓器が正常に動いてくれなくなります。
だから自律神経失調症の人は食欲がなくなったり、呼吸がうまくできなくなったり、と自律神経が正常に動いてくれないことで、いまいち体調がすぐれないのです。
さてここからは、ストレス以外の自律神経失調症になる原因として、一つの学説を紹介いたします。
この学説では、自律神経失調症は体の歪みからくると言われています。
体が歪むことで、脳から各臓器への「動け!」という指令がうまく伝わらなくなるのです。
ではこれから脳からの指令(電気信号)がうまく伝わらないことと、自律神経失調症についてを説明していきます。↓
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水道からホースをひっぱってあり、そのホースの先には散水ノズルがついています。
これでカエル君が花に水をあげてます。 |
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ここでイタズラっ子のカエルちゃんがやってきました。 |
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おやおや、ひどいですね。 ホースの途中を踏んで、カエル君のジャマをする気みたいですよ。 |
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当然カエルちゃんがホースを踏んでいるので、散水ノズルから水は出なくなりました。
これは困ったぞカエル君! |
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ついにカエル君が怒ってしまいました。
でもカエル君、散水ノズルにあたったらダメですよ。 |
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どうやら水が出なくなった原因が散水ノズルじゃなくて、カエルちゃんがホースを踏んでたから、ということに気付いたみたいですね。 |
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ここで言いたいことがお分かりですか?
●水道を脳 と思ってください。 |
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左は正常に内臓が動いてます。 右は正常に動いていません。 内蔵(散水ノズル)の機能低下は、内臓(散水ノズル)が悪くなったのではなくて、脳(水道)からの電気信号(水)が神経(ホース)の圧迫(カエルちゃん)によって、うまく伝わらなくなったために起こったのです。 |
では体が歪むことと神経伝達がうまくできないことがどう関係しているのか?
皆さん知ってのとおり、背骨の中には脊髄や神経等が通っています。
この背骨の中に神経が通っているということがポイントです。
つまり背骨が歪むことで、その中を通っている神経も一緒に歪み、歪むことで神経が圧迫されて、体の各パーツへの脳からの指令がうまく伝わらなくなってしまうのです。
先に述べたように自律神経失調症はあいまいな病気であると言われていますが、こう考えると自律神経失調症は、世間で言われているほどあいまいな病気ではないように思えます。
※便秘がつらいから腸内洗浄をしたり、サプリメントを飲んでいるが、
使用を止めてしばらくするとまた便秘になっている。
※慢性的な胃痛や胸焼けでつらいから、病院で薬を処方してもらったり、薬局で胃痛胸焼けの薬を買ったけど、
長年飲み続けている。
このようなことは便秘や胃痛に限らず多くの方が経験しているのではないでしょうか?
こんなことを繰り返していても結局何の改善にもなっていないのです。
もう一度よく考えてください。
薬や医者に長年頼り続けているということは、自律神経失調症は治っていないということなのですよ。
ではこの神経圧迫はなんで起こるのか?
これは体の歪みによって、背骨が歪んでしまったから起こるのです。
背骨が歪むことで、その神経が圧迫されているわけですから、背骨の歪みをとって神経をクリアーにしてあげることで、自律神経失調症は治るのです。